こんにちは映画大好きクレアです☆
アレハンドロ・アメナーバル監督の映画アザーズの伏線や結末の解説もしていきます!(まだ観てない方はネタバレ注意ですよ!!)
本編に出てくる使用人や、父親との意味ありげな会話についての考察も☆
まだ一度しか観たことがない方は、この記事の解説を読んで「アザーズ」の伏線はどこなのか?結末はどうだったかな?と思い出しましょう☆
同時に謎の使用人や父親についてもはっきりさせちゃいますので、最後の考察までご覧ください!!
この記事で書かれている内容
アザーズ映画の伏線はどこ?結末も解説!
389作目「アザーズ」
3人の使用人を雇う、人里離れた洋館に住む家族。
姿の見えない人々の話をする、
重度の”光アレルギー”の長女……。
複雑に重なり合う生と死の世界、
やがて明らかになる衝撃の真実!
ゴシック調の上品な世界観に、
N・キッドマンの美貌が妖しく、哀しく溶け込みます。 pic.twitter.com/JJMTTfQ245
— 時計仕掛けの冷凍みかん(早速いいね制限かかってるし、何処をどう見てもスパムの訳ないだろ) (@retro66666) June 12, 2020
アザーズの伏線を重要度順にご紹介☆
ネタバレ注意です!!
一番の伏線はどこ?
伏線①
母親のアンが走って森の外に出ようとするけど、どんどん霧が濃くなっていき出れない。
でも逆に、その濃い霧の向こうから旦那が帰ってくるシーンがありますね。
要は、外に出る事は出来ないけど、外から入る事は出来る世界に居るんですね。
そして肝心なのは旦那は戦場に行っていたということです。
映画『アザーズ』ニコール・キッドマン主演の館ホラー。意外な結末というので見た。シックスセンス他を見慣れているので、主人公が霧に閉じ込められたり戦争に行った旦那が不意に戻ってきたりするところで仕掛けがわかってしまう。立場を入れ替えて見るというのは重要だ。死者と生者はあまりに非対象→
— ぽった (@msk_tetsu) January 29, 2012
伏線②
3人の使用人の奇妙な言動が分かりやすい伏線になっています。
グレース親子の屋敷に来た時に、「前にここで働いてた」という3人の使用人。
若い女性リディアが喋れないのはこの時点では気になりませんが、のちに分けが分かります。
庭での男性タトルと年配の女性ミルズの会話で「いつ話す?」「その時期がきたらよ」といいながら落ち葉でお墓を隠しているシーンですね!!このお墓を隠す短いシーンを見逃すと伏線を拾えません。
そして、いよいよグレースの言動に我慢できなくなって「お墓を見えるようにしましょう」と言うシーンに繋がります。
伏線③
娘が老婆になっていたシーン。
伏線④
グレースの編頭痛や子どもの咳。
※ネタバレ注意!!結末はどうなる?
ホラーで終盤ええーー!?てなったの、アザーズも好きでした
ラスト、ああじゃあこれまでのあれは…実はそうだったのか…って今までの違和感が繋がる感じ— いくら (@sk_noritama) August 30, 2021
この手の映画って、絶対に内容聞いてから観ちゃダメなんですよねwww
説明する方も難しいんです。何喋ってもネタバレにつながるのでwww
この記事を読んでいるということはすでに観た方か、ネタバレしてもいい方なんでしょうということで、結末の解説をしますね☆
☆結末☆
母親グレースの態度に怒った娘が弟を連れて家出しようと庭に出た際見つけたお墓、実は使用人の名前が刻まれていました。
それを知ったグレースは使用人の部屋へ行くと、写真を見つけます。それは昔の流行り病で亡くなった3人の使用人、まさにあの3人の死後の写真だったのです。
3人はグレース達が住むずっと昔からの幽霊だったのです。
※リディアが喋れないのは、自分が病気で死に、天国へも行けずに屋敷に留まっていることへのショックからだと、後にミルズが説明しています。
☆さらにどんでん返しの結末☆
使用人が幽霊だったのか!!では終わらないのがシャマラン監督。
グレース達は使用人から逃げると、なぜかカーテンが一枚もなくグレースも子どもたちも慌てながら日の当たらない所を探し、子どもたちはクローゼットに隠れたりしますがなんと老婆の幽霊に見つかります。
その幽霊と話すアンをグレースは発見し、画面が初めてみる家族の姿を映します。
そして老婆はアンに聞きます。
老婆「教えて。ここで何があったの?」
アン「私たちが寝てるとき、ママが部屋に入ってきたの。ママは枕を持ってた」
老婆「枕でお母さんに殺されたの?」←最終どんでん返しポイント!!
アン「死んでない!」
老婆「死んでしまったのに、どうしてこの家にいるの?」
アン「死んでない!!」
グレースは老婆らの所へ駆け寄り、「死んでない!」と叫ぶのです。
※実はグレース達こそが幽霊だったのです。
父親が戦争に行ってしまい、一人で二人の子育て(2人は重度の光アレルギーなので、相当な神経を要したはず。)で疲労困憊、精神的に限界だったのでしょう。
2人を枕で窒息させ、自分は銃で自殺。
子どもたちの咳や荒い息使いは窒息から、グレースの編頭痛は銃で頭を打ち抜いたからですね。
でも自分たちが幽霊だとわかり、開放されるんです。
子どもたちは日の光を浴びても大丈夫だし、グレースも現実を受け入れ子どもたちを包み込むように抱きしめる。
ホラーなのに私は涙なしでは見れませんでした!!
アザーズ映画の使用人や父親のシーンを考察!
°♡‥アザーズ‥♡°
ニコールキッドマン
母、娘、息子が
屋敷で暮らしてた。
夫は戦地に行ったまま戻らず
突然使用人は姿を消してしまう。
そこである日使用人になりたいと
三人の訪問者が現れそれから
次々と不可解なことが起こる。 pic.twitter.com/A5NqR3gOgX— えりさ (@nico_boc_21) May 25, 2015
使用人の背景と父親について、少し詳しく見てみましょう☆
謎の使用人の正体は?
【映画】アザーズ視聴。XPを持つ2人の子供と、その母親と使用人が暮らす家で起こる怪奇現象にまつわる話。そんなに怖くはないが、ストーリーの出来は素晴らしい。結末は途中で多少の想像はできたが、それでも驚くべきものだった。3人の使用人の存在(特にミルズ夫人)が面白さを引き出している。
— だて (@fdate222) July 23, 2010
年配の女性ミルズ・若い女性リディア・男性タトルの使用人3人はグレース達が住む前から存在していた地縛霊。
18世紀のヨーロッパでは、人が死ぬとを画家に依頼して亡くなった人の肖像画を描いてもらう風習がありました。19世紀にカメラが普及すると、それは写真に変わります。まだ医学や病院が発達していなかった時代、人は自宅で息を引き取ることが多く、ヨーロッパにおける「死」は現代よりもずっと身近にあったと考えられます。
死人に服を着せ、化粧をつけ、生きてるようなポーズをとらせて撮影する最後の写真には、哀悼の意が込められていました。
出典元:イミシン
上記からわかるように、三人は19世紀に生きていたということになります。
なぜ成仏できずにいるのかは、わかりません。
でもグレース達がいる時代から50年も前に死んでいた使用人たち・・・
50年も前にこの屋敷で死んでいたことを知るグレース。3人の使用人は、この屋敷の秘密を知っていた。かつてこの屋敷では、母親が我が子を殺し、自殺する事件が起きたのだ。屋敷の中では生者と死者が折り重なるように暮らしているのだった。「互いに気づくことも、気づかないこともある」と、グレースに教える使用人たち。
出典元:Wikipedia
※リディアが喋れないのは、自分が病気で死に、天国へも行けずに屋敷に留まっていることへのショックからです。
父親が出てくるシーンでわかることは?
アザーズは父親不在で追い詰められた母親の話だな。視野狭窄な感じとかさ。親になってからだとちょっと違う視点で観るよね、やっぱり。
— 湖畔 (@panko1209) February 18, 2013
今でこそ「ワンオペ育児」の大変さが問題視されていますが、病気の子を抱える親はまさにこのグレースの感情が理解できるのではないでしょうか。
アザーズ、父親出てきた時になんか変だと思ったけどそういうことか〜 こっちの視点か〜 おもしろい
— にぼし (@niboshi_kuu) July 17, 2021
グレースが出ることが出来なかった外から、戦争に行ったはずの旦那が帰ってくる。
旦那は自分が死んでいるとどこかで分かっていて、グレースと会話をしていくなかでハッキリし、姿を消してしまうんですよね。(この理由はあまり深く考えず、自由でいいかとw)
アザーズのオチはなんとなく読めたけど父親の存在が謎すぎてあれ違う??ってなってラストでやっぱりそうだったのか!ってなった
— あけび(ゲロ) (@katuminkatumin) November 19, 2015
やっぱり父親一人で消えてしまったというところが、オチに疑問を持たせた要因でしょうね。
子を死なせたグレースと一緒に居たくなかったのか、戦争仲間を思ってなのか・・・消えてしまいましたね。
まとめ
°♡‥アザーズ‥♡°
ニコールキッドマン
母、娘、息子が
屋敷で暮らしてた。
夫は戦地に行ったまま戻らず
突然使用人は姿を消してしまう。
そこである日使用人になりたいと
三人の訪問者が現れそれから
次々と不可解なことが起こる。 pic.twitter.com/A5NqR3gOgX— えりさ (@nico_boc_21) May 25, 2015
今回もネタバレ解説しちゃいましたが、「アザーズ」映画の結末に繋がる伏線、使用人や父親の謎は解けたでしょうか?考察もいかがでしたか?
映画「アザーズ」の伏線になる使用人や父親のシーンなどの解説や考察を読むと、2度3度と観返して確かめたくなりませんか?
きっと何回観ても新たな発見があるはずです☆
母親の言動に伏線がある映画「ジョジョラビット」もおすすめ!こちらをクリック☆
愛ゆえの母親の行動・・・こちらも衝撃映画「ギルティ」をクリック☆
では今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!