こんにちは、映画「エスター」が実話だと知らずに観て衝撃をうけたクレアです☆
元になったとされるナタリアという少女は、実はかわいそうな病気の持ち主だったんですね!口コミでも知らなかった方がいました!
映画「エスター」は原題では「orphan」で孤児という意味だそうです。
原題のままでいいじゃないかという個人的な感想はさておき…
かわいそうな病気って一体どんなものなのか、現在のナタリアはどうしているのかなど、感想を踏まえた口コミもご紹介していきます!
是非最後までご覧ください☆
この記事で書かれている内容
エスター映画は実話で現在のナタリアは?
「エスター」
3人目の子を死産し傷心の夫婦は、孤児院で見た9歳の女の子を気に入り引き取きとる。
次々と起こる不幸な出来事。なんと少女は義父を誘惑しようとする。最後には、とんでもない秘密が明らかになります。実話を元にした作品だそうです。 pic.twitter.com/Jl2dwB8dP5— 森永タミー (@tammy_morinaga) January 27, 2021
この映画がリアルなものだとしたら、みなさんどう思いますか?
エスターが奇妙で怖く感じていたのに、違う感情が沸くかもしれませんね。
リアルエスター事件ってなに?
事件を簡単に説明しますね。
2010年にアメリカ・インディアナ州に住むバーネット夫妻が、当時8歳の少女ナタリアを養子として引き取りました。
ここで夫妻が感じた違和感・・・
- 8歳とは思えない大人びた考え方や言動も多かった
- 身体的に陰毛が生えていたり月経がきたり、8歳の少女にしては早い成長
そこで夫妻はナタリアの骨密度やメンタルヘルスチェックを行いましたが・・・
- なんとその検査では少なくとも14歳以上であることが発覚!!
それでも自分の子供として育てると決めた夫妻の思いとは裏腹な行動を、ナタリアは取り始めます。以下は夫妻が証言したナタリアの狂気的な言動です。
- 周わりの子供に危害を加えた
- バーネット夫人のコーヒーに漂白剤を入れた
- バスルームに自分の血を使用した血文字で「殺す」と書いた
- 家族を殺して庭に捨てると言った
- 電気フェンスに押し付けようとした
ナタリアは法的にはまだ8歳の少女だったのため、ナタリアを手放そうとすると扶養義務の放棄となってしまうことから、夫妻はナタリアの成人を証明しようとします。
その結果、2012年(引き取ってから2年後ですね。)様々な医療機関の調査によって、ナタリアは22歳であることが認められました。
法的にはナタリアの年齢は22歳であると判断されたため、生年月日も1989年9月4日に変更されました。
以上がリアルエスターの概要です。
ナタリアの現在はどうなの?
では現在どうしているのか、上記の概要から大進展した現在のナタリアについてお話しますね。
養育の義務から解放された夫妻は、ナタリアをアメリカに置いたままカナダに移住したそうですがナタリアとの連絡が途絶え7年ほど経過後・・・
- 突然バーネット夫妻が逮捕される(2019年)育児放棄の罪で逮捕されるという急展開!!
その逮捕原因は、バーネット夫妻の後にナタリアを引き取ろうとした別の夫妻が原因だったらしいのです。
今でもその夫妻と暮らしているのか、何をしているのかは不明ですが、裁判所の判決が正しければ、現在30歳のナタリア・・・
彼女はいまどこで何をしているのでしょうか・・・
あなたはいったい何歳なの?????
エスターのかわいそうな病気や映画の感想もご紹介!
@kkkxkkkk
今まだ隠してたけどよしのもエスターと同じ病気やねん pic.twitter.com/s9aVxbMsmT— llll (@_____DOOM) January 30, 2015
現実には難病にしていされているものなんですね。
映画としてだけ観る分には奇妙な感じで終わるけど、現実にあるとなると気持ちが変わります・・・難病を知るきっかけにもなりますね☆
エスターとナタリアに共通する病気ってなに?
この映画で衝撃だったことは、9歳の少女だと思っていたエスターが実は33歳だったということですね。
エスターは下垂体機能不全という病気で、外見が子供のまま成長しなかったのではないかといこと。
でもだからと言って犯罪レベルの行動は、やっぱりホラーですけどね・・・
下垂体機能不全ってなに?
実在する病気を調べてみましたが、以下の説明が分かりやすいかなと思います。
下垂体は頭蓋骨の中にある内分泌器官で、さまざまなホルモンを分泌し、人間の体の機能をコントロールしている。成長ホルモン分泌不全性低身長症(下垂体性小人症)は、その下垂体の前葉から分泌される成長ホルモンの分泌低下によって成長障害を起こす病気である。
特発性の場合、出生時の身長は平均的だが、幼児期から成長が遅れてきて年を追うごとに平均身長との差が大きくなる。後天性の場合、正常に成長していた子どもがある病気の発病をきっかけに身長が伸びなくなる。いずれも体格は均整が取れているが身長が伸びず、骨の発達が遅れて骨年齢がなかなか上がらない。
出典元:ドクターズファイル
これを元に考えると、エスターやナタリアは生まれたときもしくは幼児期に発病したのでしょうね。
怖い気持ちがかわいそうに変わる?
体が成長しないだけで知能は発達しますから、生きている年数分だけ考えは大人になりますよね。
ただ大人として見られないことで、経験したくてもできないことの方が多く、ストレスや欲求から狂気的な行動をとってしまうのかもしれません。
本編でエスターが義父にセクシーな姿で近づいた時も、きっと一人の女性として扱われてみたかったのでしょうね。
大人になりたくないというピーターパン症候群がある一方、大人になりたいのになれないのはすごく辛いだろうな・・・と筆者は悲しくなってしましました。
映画なんだからそこまで考えなくても☆と言われそうですがwww
口コミも含めた感想を紹介☆
エスター頭良すぎて気持ち悪いなと思ったり、エスターのせいで他の2人の子供が可哀想でした。 最後のどんでん返しが最高で、エスター嫌いの私がスッキリできる場面もありました
やっぱり生きてる人間のほうが怖い 見た目可愛らしい9歳の女の子だと思ってたらまさかの33歳…! あの狂気に満ちた行動全てが怖かった
赤ちゃんを死産で失い悲観に暮れるお母さん。。 悪夢に魘されるシーンは視覚的にインパクト絶大で、やっばいホラーやでぇ。。と思ってた笑 エスターを養子に迎えてからがとにかく面白い。 仲違いさせたり、脅したり…。 サイコホラー好きなら結構アリかな オススメ度:★★★★☆
サイコスリラーな映画でした。 ホラー映画ではお約束の演出や外し方など、初心者の僕にとってはとても優しい作り。 少女の真実を知ったとき、少しだけかわいそうに思ったのは僕だけではないはず。
素晴らしいサイコホラーだった エスターのやってきた事は許されないが、彼女自身33年間子供として生きて、男に相手にされなかったと思うと、可哀想に思う… 男の温もりが欲しかったのね…
エスターは女性として愛して欲しかったんだろうな…って思うとかわいそう
まとめ
エスター
孤児院で引き取った女の子
とても大人びた雰囲気で、とても賢い
どうすれば相手が喜び、どうすれば相手が悲しむか把握している
「あなたを理解しているのは私だけよ」
9歳の少女によって家庭環境は少しずつ、確実に、修復不可能に崩壊する。 pic.twitter.com/oGw3fEcxnf— 映画紹介のフミヤ (@QAI1000) October 12, 2021
映画「エスター」は実話が元になっていて、気になるナタリアの病気や現在など、お分かりいただけたでしょうか?
奇妙な映画だったという口コミがありましたが、病気を知るとエスターやナタリアがかわいそうと同情する口コミや感想もありましたね!
実話を元にした映画は沢山ありますが、皆さんの感想はいかがですか?
かわいそうと同情されたナタリア以外にも、この病気で苦しんでいる人がいるんだろうなと考えさせられる映画でした。
では今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!!